炭焼小五郎と水鳥に投げた黄金
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どんな伝承か
豊後臼杵の城下に近い深田の里には、炭焼小五郎が焼いたという炭竈の址があり、岩のくずれの間から炭の屑が無数に出るという。極貧の炭焼小五郎のもとへ、観音の告げによって都の貴族の娘が遥々と押掛け嫁にやって来る。娘の持参した砂金や小判をもらって市へ買物に行く途中、小五郎は水鳥を見つけてそれに黄金を投げつける。「鳥は舞い立つ小判は沈む」。なぜ大切な黄金を捨てたと戒められると、あんな小石が宝なら自分が炭を焼く谷々に小笊で山ほどあると答え、拾ってきてたちまち成金・長者になったという。後に真野長者と呼ばれ栄えたと伝わる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第1巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第1巻』を全451話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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臼杵市の伝承
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