椎葉村・オコゼで猪狩の幸を祈る
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どんな伝承か
明治四十一年七月、著者が宮崎県西臼杵郡椎葉村を訪れ、深山の村に伝わる猪狩りの話を村長から聞いたという。椎葉で猪を打ちに行く猟師はオコゼの干物を紙に包んで小さな籠に入れ、山狩りの前に「今日は一頭の猪を捕らせてくれれば此世の光を見せよう」と祈る。願いどおり猪が捕れると、さらに一枚の紙を重ねて包み、代々受け継がれるうちに紙が幾重にも重なるので、持ち主でさえその中のオコゼの姿を見たことがないという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第4巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第4巻』を全822話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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椎葉村の伝承
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