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新兵衛地蔵を祀る清善寺

所在地埼玉県行田市大字佐間(清善寺)
年代永享十二年(1440年)
登場成田顕忠
出典行楽と史蹟の武蔵野

どんな伝承か

忍城の本丸跡のあたりを巡った著者は、昔の大手門跡にある大手橋から南へ下り、佐間町の平田山清善寺を訪ねた。清善寺は曹洞宗天真派の寺で、藤原鎌足の子孫とされる成田刑部少輔顕忠が、永享十二年に自ら信仰する釈迦如来の像を本尊として建てたものである。境内には関東第一の霊場として名高い新兵衛地蔵尊が祀られ、成田氏の時代から徳川時代にかけての無縁仏を葬った無縁塚もある。行田へ向かうバスの運転手も、近ごろ評判になった新兵衛地蔵の話を著者に聞かせたという。

原典より

清善寺は曹洞宗天眞派に属して、藤原鎌足の後裔成田刑部少輔顯忠が、人皇百二代、後花園天皇の永享十二年(皇紀二一〇〇年)に、彼の信仰する釋迦如来の像を本尊として創建したもの。—— 行楽と史蹟の武蔵野(寺島裕・1937年(昭和12年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

行楽と史蹟の武蔵野(寺島裕・1937年(昭和12年))

『行楽と史蹟の武蔵野』は、寺島裕が昭和十二年に著し、新生堂から発行した武蔵野の史跡探訪記である。狭山丘や山口貯水池の周辺から、行田・粕壁・生田・淀橋・中野・柴又・多摩御陵などの社寺、城址、古戦場、塚を歩いて訪ね、交通の便とともに由緒や伝説を記す。小橋一太と新井堯爾の序文、著者の自序を巻頭に置き、前著「史蹟の武蔵野を探ねて」に続く行楽案内として土地ごとの短い節を連ねる。

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