陸軍初の長距離飛行と墜落
どんな伝承か
大正二年三月二十八日、我が国の飛行家がまだ僅かに飛べるようになったばかりのころ、陸軍最初の公式長距離飛行として、東京・所沢間およそ二十七キロの試験飛行が行われた。出発地は東京の青山練兵場で、当日は新鋭のブレリオ式単葉機を木村鈴四郎、徳田金一の両中尉が操縦して晴れのスタートを切った。ところが同機は、ゴール寸前で無念にも所沢郊外の畑の中へ墜落し、両中尉は我が国の空の世界における最初の犠牲者となったのであった。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
行楽と史蹟の武蔵野(寺島裕・昭和初期(1920年代~1930年代))