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肥桶も神輿も担いだ六歳の怪力児

所在地和歌山県日高郡印南町
年代大正4年10月
登場古田覚太郎、古田亀松、覚太郎の父
出典日本怪奇集成-明治大正昭和篇

どんな伝承か

六歳の古田覚太郎(和歌山県日高郡印南町・古田亀松の二男)は身長三尺五寸、体重六貫余ながら怪力で、四斗俵を楽々と担ぎ、十六貫入りの肥桶に水を汲んで毎日畑の水掛けをして農業を手伝った。祭礼では大人同様に神輿を担ぎ、同年齢の子どもたちは彼の怪力を恐れて一緒に遊ぼうとしなかった。大人と同じ量の食事をとり、母も人並み外れて膂力が強かったという(大正四年十月、大阪毎日新聞)。

原典より

和歌山県日高郡印南町古田亀松二男覚太郎(六ッ)は、性来力強く、身長三尺五寸、体重六貫余あり、四斗俵を楽々と担ぎ、十六貫入りの肥桶に八分目の水を入れて、これ又容易に舁ぎて、…—— 日本怪奇集成-明治大正昭和篇(富岡直方 編著) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本怪奇集成-明治大正昭和篇(富岡直方 編著)

『日本怪奇集成-明治大正昭和篇』は、富岡直方が編んだ怪奇実話集である。明治元年から昭和七年までに各地で起きた幽霊や狐狸の怪、畸形や奇病、天変や奇瑞、世相の珍事を、当時の新聞・雑誌の記事と筆者自身の聞き書きから集めている。明治・大正・昭和の三篇に分け、話ごとに年月を掲げて通し番号を振り、新聞記事を引いたうえで紙名を末尾に添える形を基本とする。

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