清水信仰
どんな伝承か
野田市清水に伝わる地名起源伝承。開拓者が創建した八幡宮のあるこの地で、ある年、日照りが続き大きな危機に見舞われた里人がこぞって雨ごいを祈願したところ、一夜にして神域の一角から清水が噴き出し危機を脱したという。以後この社は清水八幡大神と呼ばれて近郷にまで信仰が広がり、地名も清水と呼ばれるようになったと伝える。神域のほとりは出井の下という字で、湧き井戸が今も残っているという。
原典より
清水という地名は意外に多いが、野田市の清水には、地名起源としてひとつの伝承がある。—— 房総の年輪 より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
房総の年輪
編『房総の年輪』を全93話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。