木挽山入の作法
どんな伝承か
東葛飾郡湖北村のあたりでは、木挽が山に斧を入れようとするとき、その山の端にある一株の樹を選んで、これを山の神とし、酒と洗米を供えて山の神に願を立て、その後に仕事を始める。その際、酒を特定の順序で飲み、山への挨拶とする。その神酒は必ず全部を飲み干さず、少しを残して神に供え、仕事の無事を祈るのが作法であるという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説叢書 下総の巻(藤沢衛彦・日本伝説叢書・大正~昭和初期(推定))
藤沢衛彦編『日本伝説叢書 下総の巻』を全179話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。