ほたるもどき
どんな伝承か
匝瑳郡南条村大字虫生では、夏の夜にそこここを飛び交う蛍に似た虫がおり、これをほたるもどきと呼ぶ。飛ぶ様子は蛍に似ているが光らないのだという。虫生という地名は、この虫が多く生じる地であることに由来するのだと房総一覧志にあり、口碑としても言い伝えられている。同じ大字虫生には、鬼堂杉や広済寺の鬼の面の伝承も残っている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説叢書 下総の巻(藤沢衛彦・日本伝説叢書・大正~昭和初期(推定))
藤沢衛彦編『日本伝説叢書 下総の巻』を全179話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。