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担げば想い人に惚れられる姉子石

所在地山形県最上郡鮭川村塩野(姉子石)
年代伝承
登場—
出典日本伝説名彙

どんな伝承か

薬研のような形をした黒い石で、重さは三十貫ほどある。若者たちがこれを担いで力を試し、持ち上げられた者は想いを寄せる娘に惚れられると言われてきた。そこから姉子石と呼ばれている。

原典より

薬研の形をした約三十貫位の黒石で、若者が力試をして、この石を擔げる者は想ふ姉子に惚れられるので、かく呼んでゐる。—— 日本伝説名彙(柳田国男(指導)・日本放送協会(編)/関敬吾・石原美子(編纂)・1949年(昭和24年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説名彙(柳田国男(指導)・日本放送協会(編)/関敬吾・石原美子(編纂)・1949年(昭和24年))

『日本伝説名彙』は、柳田國男の指導のもとに日本放送協会が昭和二十四年に編んだ伝説の名彙である。全国の伝説を、その拠り所となる木・石・岩・橋・清水・淵・塚・坂・屋敷・地蔵などの地物の名ごとに集め、伝わる県郡村名を付して、郡誌・市町村誌や伝説集、民間伝承誌などの出典を括弧で示す。冒頭に柳田の「傳説のこと」を置き、木・石岩・水・塚・坂峠・祠堂の部に分けて、巻末に資料の解説と種類別索引を付す。

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