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柏崎阿部家の座敷童子騒動

所在地岩手県遠野市土淵町柏崎
年代大正八年六月聞書
登場阿部某ら若者
出典佐々木喜善全集 1

どんな伝承か

土淵村字柏崎の阿部某の実験談として、大正八年六月十九日に聴き取られた一条である。原典はこの条の冒頭が欠落しており、経緯の前半を欠いたまま伝わる。読み取れる範囲では、自分の上に乗った物をザシキワラシであろうと思い、やにわに起き上がって組み付き、捻り合いをした。それに力を得て他の者もようやく別室の朋輩を呼ぶことができ、灯火を持った人々がその場へ入って来て見ると、ザシキワラシと思っていたものは当所の若者たちに変わっていたので、後は大笑いになったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

佐々木喜善全集 1(佐々木喜善・佐々木喜善全集・1986年(昭和61年))

『佐々木喜善全集 1』は、佐々木喜善の著作を遠野市立博物館が編集・発行し、昭和六十一年に刊行した全集の第一巻である。岩手県の遠野・江刺・紫波・岩手などで聞き集めたザシキワラシの話、昔話、伝説を、村の古老や知友からの聞き書きと手紙による報告をもとに収める。「奥州のザシキワラシの話」「江刺郡昔話」「紫波郡昔話」「東奥異聞」「老媼夜譚」「聴耳草紙」に小篇を加えて並べ、巻末に遠野市教育長の跋と奥付を置く。

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座敷童子誤認若者灯火

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