鉤を替えて魚が絶えた淵
どんな伝承か
馬瀬川の流れに水屋淵と呼ぶ淵がある。かつては、前の日に木の鉤を淵の上に置いておくと、翌日には組で使う川魚が必要なだけ吊るしてあったという。あるとき欲を出した者が、木の鉤では弱いといって鹿の角の鉤に取り替えたところ、それきり一尾も吊るされなくなってしまったと伝えられている。
原典より
馬瀬川の流に水屋淵といふのがある。—— 日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊)
柳田国男・日本放送協会編『日本伝説名彙』を全650話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。