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巨商が金岡筆の白鶏が鶏鳴を発するかを賭けて敗れ

所在地栃木県小山市大字千駄塚(千駄塚)
年代鎌倉時代
登場陸奥の巨商、牧の長者、巨勢金岡、牧の長者、長者、絵師(襖絵の筆者)
出典日本伝説名彙
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どんな伝承か

下都賀郡間々田町の千駄塚(現・小山市千駄塚)。鎌倉時代、この地に牧の長者という者がいた。あるとき陸奥の巨商が泊まり、巨勢金岡の筆になる襖の白鶏が夜明けに時を告げると聞いてこれを否認し、携えた蝋荷千駄を賭けた。翌朝、絵の鶏が鳴いて商人は荷を失った。商人は石を蝋荷に偽装して再び長者の家に宿り、鶏の喉に縫い針を刺して鳴かせず、約束によって先の荷を取り返し、偽の荷を置いたまま去った。開けてみれば石ばかりで、これを積み上げた塚が千駄塚だという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊)

柳田国男・日本放送協会編『日本伝説名彙』を全650話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。

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