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オジロの岩場で撃つたび移る天狗笑い

所在地長野県下水内郡栄村大字堺屋敷(オジロ)
年代現代
登場安太郎、体験者
出典現代民話考 1 河童・天狗・神かくし

どんな伝承か

長野県栄村の秋山郷、屋敷の人が語った話。語り手の祖母の兄と、安太郎という人の二人が、魚野川の渋沢にあるオジロへバンドリ撃ちに出かけた。オジロは木が一本もない大岩で、雪をかぶると真っ白になるのでそう呼ばれた。安太郎が妙な音に気づいてよく見ると、バンドリとも違うこぶのようなものがあったので撃つと、それは消え、今度は足もとの方でウォッホッホーと笑い出した。声の方へ撃つたびに谷底や別の場所へ移って笑い続けるので、あきらめて小屋へ戻ったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 1 河童・天狗・神かくし(松谷みよ子・現代民話考)

『現代民話考 1 河童・天狗・神かくし』は、松谷みよ子が編んだ現代民話の資料集である。明治以降を目安に、日本民話の会の『民話の手帖』での呼びかけやアンケート、聞書で全国から寄せられた話と、郷土誌や雑誌『旅と伝説』などからの引用を、県別に話者・回答者・出典を添えて並べ、奄美・沖縄のケンムンやブナガヤにも及ぶ。目次では河童・天狗・神かくしの三章の頭にそれぞれ「考」を置き、巻末に河童の名称、天狗・神かくし年表、あとがきを掲げる。

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