栄村の伝承(33話)
- ツゲの晩に寺へ来た亡きばあさん — 大字堺小赤沢
- ツゲの寺の夜に来た亡き坊や — 船山(竜言寺)
- タナオクリの夜に枕元へ来た祖母 — 大字堺小赤沢
- 男として兵隊検査に呼ばれた秋山郷のトメ — 大字堺(秋山郷)
- 秋山郷の林道を横切るクマの親子 — 大字堺(切明温泉)
- 藁の寝床で眠る秋山の山家 — 大字堺
- 夜中に連れ出され川で死んだ婆さんとカッパ — 大字堺小赤沢(小赤沢川)
- 真冬の奥山に響く天狗の斧音
- オジロの岩場で撃つたび移る天狗笑い — 大字堺屋敷(オジロ)
- 和山の山に響く気味悪い天狗笑い — 大字堺和山
- 熊と思って撃つと山じゅうに笑い声 — 大字堺小赤沢
- 刺草窪の小屋に響いた天狗笑い — 大字堺和山(刺草窪)
- 檜俣で撃つと手元に迫った笑い声 — 大字堺和山(檜俣)
- 左右の岩から響く天狗の高笑い
- 檜俣でウサギ狩りの二人を倒した通りもん — 大字堺(檜俣)
- 佐久間屋敷で見た白毛赤顔の鼻長 — (佐久間屋敷)
- 棒沢の岩穴を揺らした天狗 — (棒沢)
- 空を唐箕の雲が通った通りもん — 大字堺屋敷
- さくきりの朝に骨を抜かれたオオカミ — 大字堺
- 土蔵の泥棒を食い殺した三峰の狼 — 大字堺
- 対岸の上結束に増えるムジナの提灯 — 大字堺
- 上ノ原で燃えたはずのカヤとムジナ — 大字堺屋敷
- 夜の沢道で後をつけてくる下駄の音 — 大字堺小赤沢
- 女の細声で歌う狢 — 大字堺
- 子におぶされと呼ぶ秋山郷の狢 — 大字堺
- 念仏講の夜の夢に立った向かいのじさ — 大字堺小赤沢
- 起こしてくれと夢で頼んだ倒れた墓 — 大字堺大秋山
- 親戚の家に入っていった川で死んだ男
- 十二講の日の猟を襲った吹雪と倒木 — 大字堺上ノ原
- ケヤキを伐って子が次々死んだ家 — 大字堺小赤沢
- 村の栗の神木を買った材木商の失明 — (秋山郷)
- 小赤沢のクリの木と願かけの杉 — 大字堺小赤沢
- 妙な所に架かっていた橋がオロチ — 大字堺(矢櫃)