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左右の岩から響く天狗の高笑い

所在地長野県下水内郡栄村
年代現代
登場秋山郷の猟師数名・細川修
出典現代民話考 1 河童・天狗・神かくし

どんな伝承か

長野県下水内郡栄村で、冬山へモモツカや熊撃ちに出かけた猟師たちが、突然山の頂から台風が木に吹きつけるようなシャーという音を聞いた。ぞっとして一発撃ち放つと、右手の岩の頂上で老人の高笑いのような声がし、続いて左手の岩でも同じ声が聞こえ、やがて両側の声が一つになって、ものすごい高笑いが十分ほども響きわたったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 1 河童・天狗・神かくし(松谷みよ子・現代民話考)

『現代民話考 1 河童・天狗・神かくし』は、松谷みよ子が編んだ現代民話の資料集である。明治以降を目安に、日本民話の会の『民話の手帖』での呼びかけやアンケート、聞書で全国から寄せられた話と、郷土誌や雑誌『旅と伝説』などからの引用を、県別に話者・回答者・出典を添えて並べ、奄美・沖縄のケンムンやブナガヤにも及ぶ。目次では河童・天狗・神かくしの三章の頭にそれぞれ「考」を置き、巻末に河童の名称、天狗・神かくし年表、あとがきを掲げる。

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