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橋で狸におどかされ死んだ若者

所在地愛知県新城市
年代現代
登場—
出典現代民話考 11 狸・むじな

どんな伝承か

南設楽郡でのこと、今から五十年ほど前、夜遅くに橋を通りかかった若者が狸に脅かされるという出来事があった。若者は血相を変えて近くの人家に駆け込み、「ハアッ」と一声発したきり、その場に倒れてしまった。そのまま言葉を発することもできなくなり、四、五日のうちに息を引き取ってしまったと伝えられている。橋の上で何を見たのかは語られておらず、ただ狸の仕業とだけ言い伝えられている話である。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 11 狸・むじな(松谷みよ子・現代民話考・1995年(平成7年))

『現代民話考 11 狸・むじな』は、松谷みよ子が一九九五年(平成七年)に編んだ現代民話の資料集である。明治から現代までに各地で語られた狸・むじなの話を、聞き書き、読者の回答、郷土誌や民話集、新聞記事から集める。狸火、腹つづみ、音まね、いたずら、化かし、たたり、人助け、戦争にいった狸、今の暮しなど十二の部に分け、話例ごとに本文と類話の「分布」を添え、巻頭に序文と前文、巻末にあとがきを置く。

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