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白蛇が写るという御神木の千本ナラ

所在地北海道石狩市浜益区送毛(千本ナラ)
年代現代
登場語りを記録した報告者
出典現代民話考 12 写真の怪・文明開化

どんな伝承か

幹の高さが下から二メートルほどの所から一斉に枝が張っていて、あたかも千本の手があるようだという。均整のとれた美しい樹で、樹齢は八百年ほどと言われ、それが三本並んで立つ兄弟木であった。昭和十年代のある年、その一本が雑誌「キング」のグラビアに載り、珍しいというので有名になった。「千本ナラ」「千本ナラ」とブームになって、いつも大勢の人で賑わったという。初めは観光用の名木だったが、今では御神木になり、霊が宿っていると言い伝えられている。写真を撮ると、見る人が見れば白蛇がいっぱい写っている、龍神さんが宿っているのだと語られていた。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 12 写真の怪・文明開化(松谷みよ子・現代民話考(立風書房)第十二巻・1996年(平成8年))

『現代民話考 12 写真の怪・文明開化』は、松谷みよ子が一九九六年にまとめた現代民話の資料集で、同シリーズの第十二巻にあたる。雑誌での呼びかけやアンケート、聞き書きで寄せられた話と新聞・雑誌の記事を、心霊写真をめぐる怪異と、明治以降の電信・汽車・電気燈などの新しい文物や流行病に戸惑う人々の話に分けて収める。話例ごとに本文を掲げて各地の類話を分布として並べ、話者や回答者の名と出典を添える。

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心霊写真名木

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