観音像に写り込んだ老女の顔
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どんな伝承か
青森県青森市での話。昭和五〇年七月一六日の夜八時二五分の撮影である。生前、観音像を大切にしていたお婆さんが老齢のために亡くなった。由緒ある観音像を遺骨と一緒に埋葬するのは惜しいというので、遺族一同が相談のうえ、観音像の写真を撮ってそれを骨箱に入れることになり、その夜、お婆さんの死んだ部屋で長男が撮影した。すると観音像の上部に、かなり鮮明な老女の顔が写し出されていた。家族一同は恐怖のあまり、数日間はだれも眠れなかったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 12 写真の怪・文明開化(松谷みよ子・現代民話考・1990年代初期(平成初期))
松谷みよ子『現代民話考 12 写真の怪・文明開化』を小話単位で全550話収録。心霊写真など写真の怪と、文明開化期の怪異にまつわる現代の民話を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明496話・市区町村判明377話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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青森市の伝承
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