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修学旅行の夜景写真に亡き友の顔

所在地長崎県長崎市(稲佐山観光ホテル)
年代現代
登場洲藤朋樹、話者・体験者、回答者(東京都在住)
出典現代民話考 12 写真の怪・文明開化

どんな伝承か

長崎市の稲佐山観光ホテルでの話。話者は高校三年の春、長崎への修学旅行で、山の中腹にあるこのホテルに泊まった。二年生のとき事故で死んだ級友が「修学旅行、早く行きたいな」と言っていた。話者はその級友ともう一人とよく連れ立っていた。ホテルで夜景をバックに、仲の良かった二人で写真を撮ったところ、夜景の光の中に丸く顔のようなものが写っていた。一緒に行きたかったのかもしれないと話者は語る。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 12 写真の怪・文明開化(松谷みよ子・現代民話考(立風書房)第十二巻・1996年(平成8年))

『現代民話考 12 写真の怪・文明開化』は、松谷みよ子が一九九六年にまとめた現代民話の資料集で、同シリーズの第十二巻にあたる。雑誌での呼びかけやアンケート、聞き書きで寄せられた話と新聞・雑誌の記事を、心霊写真をめぐる怪異と、明治以降の電信・汽車・電気燈などの新しい文物や流行病に戸惑う人々の話に分けて収める。話例ごとに本文を掲げて各地の類話を分布として並べ、話者や回答者の名と出典を添える。

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