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馬が馬屋を引くと驚いた山の子

所在地長野県飯田市龍江(天竜峡)
年代現代
登場—
出典現代民話考 12 写真の怪・文明開化

どんな伝承か

長野県下伊那郡龍江村天竜峡の話。山に住む子どもが父親に連れられて麓の町へ下りてきたところ、初めて馬車を目にして驚いた。子どもは父親に向かって、あれを見ろ、馬が馬小屋を引いて行く、と声を上げたという。箱形の車を知らない山の子の目には、馬車が小屋を引く馬に見えたのである。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 12 写真の怪・文明開化(松谷みよ子・現代民話考(立風書房)第十二巻・1996年(平成8年))

『現代民話考 12 写真の怪・文明開化』は、松谷みよ子が一九九六年にまとめた現代民話の資料集で、同シリーズの第十二巻にあたる。雑誌での呼びかけやアンケート、聞き書きで寄せられた話と新聞・雑誌の記事を、心霊写真をめぐる怪異と、明治以降の電信・汽車・電気燈などの新しい文物や流行病に戸惑う人々の話に分けて収める。話例ごとに本文を掲げて各地の類話を分布として並べ、話者や回答者の名と出典を添える。

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