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盗品のありかを夢で告げた古峰の天狗

所在地栃木県大田原市上石上
年代現代
登場藤田あきら、話者(体験者の子孫)
出典現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂

どんな伝承か

鹿沼市の旧野崎村上石上で金貸し業を営んでいた話者の祖父母の家に、ある夜強盗が入り品物を盗まれた。困っていると夢に「古峰ヶ原へ参り、一の鳥居から手前の左側の藪の中に盗難品がある」と告げられ、三十キロの道を歩いて参ったところ、告げられた通りの場所に品物があった。それ以来一家は古峰神社の天狗様を信仰するようになったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂(松谷みよ子・現代民話考)

『現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂』は、松谷みよ子が編んだ「現代民話考」の一冊である。日本民話の会の雑誌『民話の手帖』のアンケートへの回答や聞き書き、新聞・雑誌の記事から集めた、予知夢や死の知らせの夢、死者や神仏の夢告げ、死の前後に出る火の玉、生きている人から抜け出す魂の話を各地から収める。三章それぞれの冒頭に編者の論考「考」を置き、項目ごとに代表的な語りと、県別に並べた短い報告を話者・回答者・出典を添えて載せる。

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