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観音様の紙と八時を告げる声

所在地東京都練馬区
年代現代
登場松谷みよ子
出典現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂

どんな伝承か

ある少女の話。夢の中に観音様が、地面の中から昇ってくるようにまぶしく現れた。気づくと少女は手に紙を握っている。観音様は「その紙の内容を知りたいでしょう。でもあなたは最近行いが悪いから今日は見せられない。行いが良くなれば見られる、御利益のある紙なのだ」と言う。手を広げて見ようとしても開かない。目が覚めて「今何時だろう」と独りごとを言うと、観音様の声で「八時だよ」と答え、時計もボーンと八時を打った。家族には信じてもらえなかったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂(松谷みよ子・現代民話考・昭和50年代~60年代(推定))

松谷みよ子『現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂』を小話単位で全513話収録。夢のお告げ・予知夢、火の玉、ぬけ出した魂(離魂)など、心と生死の境にまつわる現代の民話を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明482話・市区町村判明386話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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