大正末頃のこと、私の祖母の実家で風邪をひいた
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どんな伝承か
長崎県佐世保市の話。大正末頃、話者の祖母の実家では家族七人が風邪をひき、二度ずつ引いてなかなか治らなかった。ある夜、祖母の夢に白い髭を生やした年寄りの姿の風邪の神が現れ、「長い間お世話になりました。あした帰りますから、風邪は治りますよ」と告げた。祖母がどこにいたのかと尋ねると、「寒いからこたつの足のすみにいました」と答えた。朝、祖母がこの夢を家族に話すと、知らない間に家族みんなが元気になったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂(松谷みよ子・現代民話考・昭和50年代~60年代(推定))
松谷みよ子『現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂』を小話単位で全513話収録。夢のお告げ・予知夢、火の玉、ぬけ出した魂(離魂)など、心と生死の境にまつわる現代の民話を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明482話・市区町村判明386話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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佐世保市の伝承
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