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毎晩生家へ帰った死者の火の玉

所在地島根県隠岐郡海士町
年代明治二十年
登場—
出典現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂

どんな伝承か

島根県隠岐郡海士町に伝わる火の玉の話。明治二十年のこと。亡くなった人が、毎晩火の玉となって生家へ帰ってきた。家の者が供養を行ったところ、その火の玉(亡霊)は成仏し、以後現れなくなったという。死者の魂が火の玉となって現れ、供養によって鎮まるという、火の玉・人魂の怪異の一例として語り伝えられている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂(松谷みよ子・現代民話考)

『現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂』は、松谷みよ子が編んだ「現代民話考」の一冊である。日本民話の会の雑誌『民話の手帖』のアンケートへの回答や聞き書き、新聞・雑誌の記事から集めた、予知夢や死の知らせの夢、死者や神仏の夢告げ、死の前後に出る火の玉、生きている人から抜け出す魂の話を各地から収める。三章それぞれの冒頭に編者の論考「考」を置き、項目ごとに代表的な語りと、県別に並べた短い報告を話者・回答者・出典を添えて載せる。

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