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豊田部落M家N家の狐持ち風説

所在地島根県海士町豊田
年代不明(近世)
登場回船業者M家とN家
出典つきもの持ち迷信の歴史的考察――狐持ちの家に生れて
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どんな伝承か

豊田部落では古くからM家とN家の二軒の回船業者が財産家になり勢力争いが起きた。N家一派はM家が宇賀の徳田屋と親縁関係にある点に目をつけ、M家は狐持ちだと風説をたてて村八分にした。今日部落の九五%が狐持ちで、皮肉にもM家一派が経済力で勝った証しとされる。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

つきもの持ち迷信の歴史的考察――狐持ちの家に生れて(速水保孝・速水保孝・憑きもの研究・昭和(1953頃))

速水保孝『つきもの持ち迷信の歴史的考察―狐持ちの家に生れて』(柳田國男序)。自ら狐持ちの家に生まれた著者が、つきもの持ち迷信による差別・人権侵害を内側から告発し、その類別と歴史的背景を考察する。

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