ガジマルの木陰で胸を押さえたヒーヌムン
どんな伝承か
回答者が子どもだった大正の初め頃の体験である。屋敷の門を入ったところに、枝ぶりのよく繁ったガジマルの木があった。真夏の暑い一日、その木の下に蓆を敷いて昼寝をしていたら、木を住み家としている魔物ヒーヌムンが出てきて胸を押さえつけられ、息苦しくてうなされた。唸ってもがいているうちに目が覚めた。そこらあたりには誰もいなかったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考・昭和〜平成)