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おつづら松と相撲好きの陶工信斎

所在地長野県塩尻市大字洗馬上町
年代伝承(口承)
登場奥田信斎、信楽焼の陶工
出典長野県史 民俗編 第3巻 3 (中信地方 ことばと伝承)

どんな伝承か

上町に、おつづら松と呼ばれる老松があった。洗馬郷の七か村から高遠の殿様へ納める品を運ぶ馬が、決まってこの松につながれていた。荷はつづらに詰めて積んであったので、その名がついたという。松の根方は子どもの遊び場だった。明治の初め、信楽焼の名人奥田信斎が故郷を離れてこの村に窯を開き、明治十八年まで暮らした。大柄で力持ち、酒も好み、立浪という四股名を持つほど相撲に通じた信斎は子ども好きで、よくこの松の下で子らと相撲を取ったと伝わる。信斎焼という焼物も残した。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

長野県史 民俗編 第3巻 3 (中信地方 ことばと伝承)(長野県史)

『長野県史 民俗編 第3巻(三) 中信地方 ことばと伝承』は、長野県史の民俗編のうち中信地方の巻から、伝説の章を抜き出したものである。木・石・水・塚・坂と道・城と屋敷・田と原・地蔵や観音・社寺・地名・禁忌などに分けて、松本・塩尻・安曇野・大町・北安曇・木曽に伝わる言い伝えを短い条で並べる。抜き出しの際に多くの条から採集地の表示が落ちており、土地の名が本文に書かれない条も少なくない。

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