雪道で力尽きた親子五人の塔
どんな伝承か
真冬に、親子五人が諏訪へ山越えしようとした。ところが大河原峠を越えて諏訪の側へ下ろうとしたところで、飢えと寒さのために雪道で力尽き、五人とも雪の中で息絶えたという。今も峠には、その霊を祀る自然石の塔が五基残されている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
長野県史 民俗編 第1巻 3 (東信地方 ことばと伝承)(長野県史)
『長野県史 民俗編 第1巻(三)東信地方 ことばと伝承』は、長野県史の民俗編のうち東信地方の伝説と世間話を抜き出したものである。植物・石・水・塚・坂と峠・山・城と屋敷・田と原・地蔵や観音・社寺・地名・禁忌などの伝えを、条ごとに採集地を添えて収める。双子池や白駒の池の主、望月の駒、甲賀三郎、ごまを作らない村々の禁忌、京の岩・宮下・菱野村の七不思議など、佐久・小県の土地の伝えが並ぶ。