森ごと流れ着いた山家神社
どんな伝承か
昔、山家神社は古坊山の辺りにあったという。天安年間の大洪水のとき、社は森ごと押し流され、古坊山から今の場所まで五百メートルほど動いて止まった。このとき森と一緒に流されてきた神主が押森氏で、その家は今もこの姓を名乗っている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
長野県史 民俗編 第1巻 3 (東信地方 ことばと伝承)(長野県史)
『長野県史 民俗編 第1巻(三)東信地方 ことばと伝承』は、長野県史の民俗編のうち東信地方の伝説と世間話を抜き出したものである。植物・石・水・塚・坂と峠・山・城と屋敷・田と原・地蔵や観音・社寺・地名・禁忌などの伝えを、条ごとに採集地を添えて収める。双子池や白駒の池の主、望月の駒、甲賀三郎、ごまを作らない村々の禁忌、京の岩・宮下・菱野村の七不思議など、佐久・小県の土地の伝えが並ぶ。