氏神が嫌う胡麻を作らない集落
どんな伝承か
氏神や産土神が嫌うからといって胡麻を作らない集落があちこちにあった。大塚・大洞・一の瀬・小松尾・曽山・宮の尾・万仲・西の窪・菖蒲・小菅がそうで、上笹尾では胡麻のほか胡瓜と鳳仙花も作らなかったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
八坂村誌 民俗編・民俗編資料
『八坂村誌 民俗編・民俗編資料』の口頭伝承の節から、伝説と昔話を抜き出したものである。長野県大町市八坂(旧北安曇郡八坂村)の大姥山と鷹狩山の山姥・金時の伝え、池の主と大蛇、城跡と長者屋敷、狐・狸・むじな・山犬・天狗・河童の話、社寺の由来、雨乞いの伝えなどを、集落ごとの聞き書きで収める。犀川の谷あいの山村に残る、山と獣と水にまつわる話が中心である。