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キュウリを恐れた府中の氏子

所在地千葉県南房総市府中(八阪神社)
年代昭和のはじめ頃(昭3・6報道)
登場八阪神社の氏子
出典現代の迷信

どんな伝承か

館山に近く、平久里川に沿った国府村の府中では、昭和の初めごろまでキュウリを魔物のように恐れていた。一軒として畑に作らず、よそへ出てもキュウリを使った料理には箸をつけなかったという。村社の八阪神社の神がキュウリを食う者に怒り、熱病にかからせると信じられていたからである。キュウリはカッパと縁の深い食べ物で、そのカッパはもともと子どもの姿を借りた水神の化身にほかならない。水神へ供える初物だから人は口にしない——そう筋道をたどることができると著者は説く。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代の迷信(今野圓輔・今野圓輔・民俗学・昭和(高度成長期))

民俗学者・今野圓輔が高度成長期の日本に残る迷信を社会派ルポとして告発・分析した一冊。序章では、静岡県掛川市で異性双生児を畜生腹と恥じた母親の母子心中事件、青森県三本木市でキツネ落としと称して女を火あぶりにした殺人事件など、迷信が現代も殺人・心中を生む『黒い習俗』を突きつける。

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作物禁忌キュウリ熱病カッパ水神

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