大宜味村の伝承(42話)
- 自転車の前輪に現れた童の霊 — 字喜如嘉
- 夜明けに棺の板と化した後原の怪力女
- 深淵に人を引き込む水の精ピキンキル — 字喜如嘉
- 恋い焦がれて死んだ女の恋がれ山 — 字田嘉里(クガリ山)
- 種子島の娘が黄金を埋めた黄金山 — 字田嘉里屋嘉比(黄金山)
- 落武者の白骨を祀るウンカミ山 — 字大保(ウンカミ山)
- 与那覇岳を崩した大男と丸い小山 — 字喜如嘉
- 蒲葵の下に降りた田港の男女神 — 字田港(根謝銘屋)
- 見えぬ土地を選んだミルクと鼠猫 — 字田嘉里
- 経を唱えて津波城の大蛇を退けた僧 — 字津波(津波城)
- 八つの桶の酒に伸びた八岐大蛇 — 字喜如嘉
- 海の岩で結ばれた醜男と美女 — 字塩屋
- 田港の海神祭・鴛鴦が撒く稲種の神歌 — 字田港
- 山登りの屁の濡れ衣に答えたブナガヤ — 字謝名城
- 竹のはじける音に逃げた火にあたるブナガヤ — 字謝名城
- 川で抱き合い相撲をとる赤毛のブナガヤ — 字謝名城
- 雌を見た者のいないブナガヤ — 字謝名城
- 拝所で相撲を取るブナガヤ — 字謝名城
- 根神の祈りに応えた山のブナガヤ — 字謝名城(ダキシキ)
- 中ゥンダ山へ移ってもらった前口ブナガヤ — 字喜如嘉
- 幸地川の石に置かれた蟹の甲羅 — 字喜如嘉(幸地川)
- 使いの夜道で見た胸の光る赤い火 — 字喜如嘉
- 川遊びの子の手首に付いたブナガヤ火 — 字喜如嘉(石保川)
- 川で手の甲を焼いたブナガヤ火 — 字喜如嘉
- 芝差しのころコウマタから走るブナガヤ火 — 字謝名城コウマタ
- 一名代から隣部落へ移ったブナガヤの巣 — 字謝名城一名代
- 阿旦の枝で足をぶらつかせる真っ赤な子 — 字喜如嘉
- 芋洗いの川岸に現れた炭火のようなブナガヤ — 字喜如嘉
- 川漁りの小川に下りてきた赤い人影 — 字喜如嘉
- 大門川で髪を振り乱して遊ぶ赤い生き物 — 字喜如嘉(大門川橋)
- カナ媼の家の前の川に出る親子のブナガヤ — 字喜如嘉
- 太った喜如嘉と痩せた謝名城のブナガヤ — 字喜如嘉
- 川で漁をする赤毛の小さなブナガヤ — 字謝名城
- 川の石の上で尻を振って踊る赤毛の子 — 字謝名城
- 一本松の根元にうずくまる赤いブナガヤ — 字謝名城一名代
- 家の裏にすみついたブナガヤ — 字喜如嘉
- 米寿祝いの夜に九年母の木に下がるブナガヤ — 字謝名城
- アラミの夜に村で出会った赤い火の玉 — 字喜如嘉
- 拾ったチーズで死を覚悟した祖父 — 字喜如嘉イサジキ
- 墓地の木を伐られたグソーの小言
- 聖域の木を伐った青年の背の赤い手形
- 頭が五〇センチの巨大なハブは神か — 字喜如嘉宇呂