沼津市の伝承(15話)
- 火野葦平が取材した老漁師たちが
- 目をつぶっても入れるはずの慣れた港の入口が
- 港に浮かんで消えた三百隻の船幽霊
- 前方正面から巨大な汽船が迫り
- 沼津の郡役所の上を飛んだヒトダマ — (駿東郡役所)
- 首塚を駆ける首なしの白馬武者
- 沼津で犬に噛まれた画僧狸
- 呼びかけに泡で応える池 — 縄手(乳母ヶ池)
- 頼朝が馬をつないだ沓屋敷の椋 — 石川(馬繋椋)
- 門前の松に掛かった父の首 — 井出(大泉寺)
- 神意を軽重で告げる殿前の伺石 — 上香貫殿前(伺石)
- 割れた島に隔てられた雌雄の鹿 — (浮島沼)
- 首なし武者が駆ける千本松原の首塚 — (千本松原)
- 狩野川の堤に点在する首塚九十塚 — (九十塚)
- 牧水が伐採から守った千本松原の松 — (千本松原)