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火野葦平が取材した老漁師たちが

所在地静岡県沼津市
年代現代
登場三十年以上船に乗る漁師、火野葦平、船頭ら、沼津の漁師を取材した作家
出典私は幽霊を見た

どんな伝承か

危険な仕事に携わる者ほど縁起を担ぎ怪談を確信するもので、板子一枚下は地獄という漁師もその例だという。作家火野葦平が魚の取材で沼津へ行った際、もう三十年以上も船に乗っている老漁師や船頭に大勢会ったが、その多くが「誰が何と言おうと船幽霊というものはあります」と頑強に言い張って譲らなかった。実直な漁師たちの言葉に嘘や作り事があるとは思えなかったと火野は記している。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

私は幽霊を見た(東雅夫(編)・MF文庫ダ・ヴィンチ)

『私は幽霊を見た――現代怪談実話傑作選』は、東雅夫が編んだ怪談実話のアンソロジーで、メディアファクトリーのMF文庫ダ・ヴィンチの一冊である。平山蘆江・火野葦平・佐藤春夫・徳川夢声・遠藤周作・柴田錬三郎から石原慎太郎・新倉イワオ・稲川淳二まで、作家や文化人が自ら見聞きした幽霊や怪異を書いた文章を集める。目次には二十三篇と編者解説が並び、水木しげる・山田野理夫・桝井寿郎の座談「怪談詮議」や中岡俊哉「イタコの謎を追う」の抄録も含む。

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