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船幽霊を恐れて戸を閉ざす日忌

所在地東京都大島町泉津
年代毎年一月二十四〜二十五日
登場島民
出典迷信の諸相・宗教の真相

どんな伝承か

伊豆大島では、毎年一月二十四日から二十五日を日忌と唱える。その間は船幽霊が襲い来ると信じられ、人々は昼のうちから戸を閉ざし、決して屋外へ出ない。牛を屋内に置くことも忌み、必ず海の見えない山の蔭へ繋いでおくという。由来については、昔、人民を虐待した代官を殺して海に流したからだとも、豊臣の時代に耶蘇教を信じた婦人を殺して流したからだとも言われ、種々の俗説が伝わるが、はっきりした原因は分からない。この風習は今では大島のうち泉津にだけ残っているという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

迷信の諸相・宗教の真相(井上円了・明治(妖怪学))

『妖怪博士』井上円了による『迷信の諸相・宗教の真相』。迷信を道理に背くことを誤って信じる心理と定義し、妖怪学の立場から全国を巡遊して各地の迷信を実地に報告・批判する(迷信打破)。

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