勝興寺・実ならずのイチョウ
どんな伝承か
高岡市の勝興寺に伝わる七不思議の二番目は「実ならずのイチョウ」である。本堂の前、参道をはさんで二本のイチョウが並び立ち、樹齢は三百年を超え、幹の太さは差し渡し一・五メートルにも達する。昔はギンナンが数え切れないほど実っていたが、実を取ろうと木に登った子供が落ちてけがをしたり、ギンナンの奪い合いから争いが起きたりと騒ぎが絶えなかった。そこで住職が経を読んだところ、その年を境に一つも実をつけなくなったという。
原典より
そこで住職がお経をあげたところ、その年からまったく実がならなくなってしまったのだという。—— これが臨死体験だ(つのだじろう(巻頭寄稿)ほか) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
これが臨死体験だ(つのだじろう(巻頭寄稿)ほか)
『これが臨死体験だ』は、つのだじろうの巻頭寄稿「私の考えるあの世」を掲げ、超科学研究会や本誌編集部などの読物を集めた心霊と超常現象の読物集である。『日本霊異記』の蘇生譚やムーディの研究に拠る臨死体験の解説を軸に、スウェデンボリーの霊界探訪、江ノ島や勝興寺などの怪異の地、死の予言、転生、『チベットの死者の書』を取り上げる。特別読物五本のほか、読者投稿の不思議体験、血液型や「気」の実用読物、国内外の怪事を伝える短信を収める。