腐らず飛んだ平将門の首と首塚の祟り
どんな伝承か
平将門は天慶の乱で反逆者の汚名を着せられて首を打たれ、京都の七条河原に晒し首にされた。怨念のこもった目をかっと見開いたその首は、三か月経っても腐らず、夜ごと異様な光を発して歯ぎしりをしたという。ある晩、将門の首は胴体を求めて江戸まで飛び、力尽きて今の大手町に落下した。そこに作られたのが将門の首塚だと言われている。長い時を経て、大蔵省は関東大震災で崩壊した首塚を発掘し、整地して仮庁舎を建てた。その後、当時の大蔵大臣をはじめ十四人の関係者が次々と怪死した。現在の首塚はそのとき大蔵省が慌てて建て直したもので、以後もこの塚に手をつけようとすると奇怪な事故が続出するという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
漂う霊があなたのまわりにいる(つのだじろう・昭和50年代(1975年~1979年頃推定))
漫画家つのだじろうが見聞した心霊・超常現象の紹介集。両国橋でのUFO目撃、漏電による自宅火災と予兆、映画『リング』のモデルとなった福来友吉博士の念写実験、臨終の母の霊が教室の窓外に現れる別れ、ツタンカーメンの呪い、四谷怪談の実在の田宮岩、現界と幽界をつなぐ家など、幽霊・念写・呪い・UFOにわたる事例を、守護霊や霊界の知識とともに語る。