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補償金を先祖供養に充てた地権者たち

所在地東京都昭島市宮沢町
年代昭和
登場浅見輝雄、中村博紀、富沢町の地権者・会社員。菩提寺の墓を改修、富沢町の地権者。曾祖父の悲願の土蔵を再建
出典霊魂の謎-新版タナトロギー入門

どんな伝承か

昭和五十七年、多摩川の大洪水でかつて川底に沈んだ昭島市富沢町一帯の土地が、都の下水処理場建設をきっかけに六十年ぶりに地権者の手に戻った。証文が残っていた地権者には多額の補償金が入り、その一人、会社員の浅見輝雄は五億円余りの配当金で菩提寺の墓を建て直し、先祖の供養に充てた。同じ町内の中村博紀も曾祖父の悲願だった土蔵を二年がかりで再建した。突然の大金を自分たちだけで使わず先祖供養に用いる人々の姿は、現代人と祖先との切っても切れないつながりを物語っていた。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

霊魂の謎-新版タナトロギー入門(中岡俊哉・1990年(平成2年))

『霊魂の謎-新版タナトロギー入門』は、中岡俊哉が昭和四十八年刊の『タナトロギー入門』を大幅に書き改め、一九九〇年に文庫として著し直した心霊研究の本である。著者自身の霊体験から説き起こし、背後霊・地縛霊・騒霊・悪霊・淫霊などの事例、臨死体験と転生、死者の声の録音や自動書記、恐山のイタコ、心霊治療、心霊写真の鑑定を国内外の例で述べる。全五章を小見出しで細かく区切り、まえがきでは「七疑三信」という著者の調査の立場を語っている。

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