防空壕を埋めた経堂の店に続いた凶事
どんな伝承か
世田谷の経堂で戦前から戦後にかけて屈指の大店を営んでいたRという友人がいた。昭和二十年、空襲に備えて店の下に防空壕を掘ったが、終戦で不要になり、しばらく物置に使ったあと近くから土を運んで埋めてしまった。ありふれた話に思える。ところが四年目の昭和二十三年、信じていた友人の口車に乗って当時の三百万円という借金を負い、経営は急に傾き、七年目の昭和二十六年には店を借金のかたに取られた。話には続きがあって、その店を得たBは四年目に商売へ失敗して夜逃げし、次に入ったFも四年目に病み、七年目には世を去った。呪われた建物としか言いようがないと筆者は書く。
原典より
たとえば、私の二十年来の友人で、東京の世田谷にある経堂という町で、戦前から戦後にかけて、屈指の大商店を経営していたRさんという方がいるが、この方の店も、太平洋戦争たけなわの昭和二十年に、ご多聞にもれず、空襲に備えて、店の…—— 続 四次元世界の謎(内田秀男・内田秀男・四次元科学・昭和(1970年代)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
続 四次元世界の謎(内田秀男・内田秀男・四次元科学・昭和(1970年代))
前兆・予知・因縁・運命判断などの神秘現象を、電子工学(ビート理論・L・C・R定数・ダイオード)と地磁気・磁場の観点から科学的に解明しようとする。