西南に工場を建てて起きた労働争議
どんな伝承か
著者の親友Bは、東京の品川で電気部品を作る工場を経営していた。昭和三十一年、Bは本社工場から見て西南にあたる川崎の方面へ、新しい工場を建てる。それからしばらくは業績が驚くほど伸びたという。ところが七年目の昭和三十七年、解決の糸口がまるで見えない労働争議が突然起こり、会社は一気に倒産してしまった。著者は九星盤に照らして、昭和三十一年は八白の年であり、西南の方角がちょうど五黄殺にあたっていたと指摘する。方角の吉凶は物理や化学の式では証明のしようがないが、こうした実例は誰の身の回りにもいくつも見つかるはずだと述べている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
続四次元世界の謎(内田秀男・四次元世界の謎シリーズ・1970年(昭和45年))
『続四次元世界の謎』は、内田秀男が昭和四十五年に著した超常現象の論考集である。昭和三十八年から四十三年にかけて月刊誌『電波技術』に「あなたは信じますか」の題で書いた記事を抜き出したもので、前兆や因縁、建物のたたり、九星学による相性と方位、テレパシーを、電気・磁気の定数や電波の考え方で説明しようとする。神秘と科学の間・ミステリー世界からの信号・運命の予知と対策・理論から実験への四部に分け、図表と著者の実験の記録を多く載せる。