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国分尼寺跡の工場倒産と礎石の祟り

所在地兵庫県姫路市御国野(播磨国分尼寺跡)
年代昭和三十九年〜昭和四十年代
登場播州木材の社長
出典日本の四次元

どんな伝承か

聖武天皇の時代に播磨に建てられた国分尼寺は焼失し、今は姫路市御国野に跡だけが残る。その跡地に播州木材という会社が工場を建てた。社長は、古墳ならともかく寺の跡に呪いなどないと笑っていたが、立派な製材工場はほどなく業績が傾いて倒産し、今も廃屋のまま買い手がつかない。また昭和三十九年には、田んぼにあった尼寺の礎石二つのうち一つを地主のKさんが自宅に運んで踏み石にしたところ、母親の足が急に動かなくなった。慌てて元の場所へ戻し注連縄を張ると足は治り、今は高札を立てて祀られているという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本の四次元(鈴江淳也・心霊・四次元・1973年(昭和48年))

『日本の四次元』は、鈴江淳也が昭和四十八年に著した超常現象の取材記である。幽霊の出る家や競馬場、古武士の怨念、守護霊、心霊写真、新幹線の四次元地帯、心霊治療、物品引き寄せ、てのひら療法、比婆山の怪獣やツチノコ、死後も占う易者犬などを、当事者を訪ねて聞いた話として記す。「幽霊と怨念の世界」から「動植物の驚異」まで六部に分け、あとがきで大陸書房刊『日本の奇談』『現代の怪奇』に続く第三弾と述べ、問い合わせ先を挙げる。

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