削るたび赤痢と死を招いた瓢塚古墳
どんな伝承か
兵庫県播州地方には古墳が数多く残り、最初に「ご先祖さまの祟りや」と地元の人々を震え上がらせたのが姫路市勝原区丁にある前方後円墳「瓢塚古墳」である。大正年間に道路を通すため丘を削ったところ集団赤痢が発生し、十年後に再び土を採る工事をした際にも同様の赤痢が流行したため、以後は誰も古墳跡に手をつけなくなった。ところが昭和四十三年、大阪の業者が空き地となっていた跡地を買い取ってガソリンスタンドを建てると、完成直後にオートバイで追突され即死する事故が起きたという。
原典より
* 呪われた土地と屋敷* 守護霊に守られた人々* 四次元の世界に住む女* 「死神」を見た人たち* 死の瞬間とその後の世界* 人魂と幽体離脱—— 日本の四次元(鈴江淳也・心霊・四次元・1973年(昭和48年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本の四次元(鈴江淳也・心霊・四次元・1973年(昭和48年))
『日本の四次元』は、鈴江淳也が昭和四十八年に著した超常現象の取材記である。幽霊の出る家や競馬場、古武士の怨念、守護霊、心霊写真、新幹線の四次元地帯、心霊治療、物品引き寄せ、てのひら療法、比婆山の怪獣やツチノコ、死後も占う易者犬などを、当事者を訪ねて聞いた話として記す。「幽霊と怨念の世界」から「動植物の驚異」まで六部に分け、あとがきで大陸書房刊『日本の奇談』『現代の怪奇』に続く第三弾と述べ、問い合わせ先を挙げる。