丹波哲郎が鶴田照子を訪ねる
どんな伝承か
霊能者・鶴田照子は、初対面で「普通の奥さん」「苦労がなさそう」と言われることが多い。心霊研究に熱心な俳優・丹波哲郎も著書でたびたび彼女を紹介した。丹波は「私が鶴田さんに初めて会ったのは昭和五十年のこと。『霊の神秘』という本を読み、ぜひ会おうと鎌倉まで出かけた。霊能者というと神秘的に聞こえるが、エプロンをつければどこにでもいる主婦のようだった」と書いている。鶴田はこの第一印象を有難いと言う。実際の半生は正反対の忍従と苦労の連続で、二歳で母を亡くし、辛い幼少期を過ごしたと振り返る。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本の霊能者(前田博(編)・日本の霊能者)
『日本の霊能者』は、前田博が編んだ霊能者たちの寄稿集である。広瀬謙次郎の霊夢による予言、慈雲の神々の集会、佐藤妙栄の因縁解脱、松原照子の大予言、永田光麗の十言神呪、久遠あやの神々の警告、宮下文智の神霊治療、鶴田照子の鎮魂など、霊能者たちが自らの霊的体験や修行、予言を語った文章を収める。各寄稿の後に編者による人物紹介を付し、その間に編者の随想「霊能者のひとりごと」と、田口日勝へのインタヴューを挟む。