サナトクメラ降臨の地とされる鞍馬寺
どんな伝承か
京都市左京区の鞍馬寺は、シャンバラの王サナトクメラが天から降り立った地とされている。シャンバラはチベット仏教の伝説に出てくる理想郷の名で、地球の内側にあるという賢者の都とも説かれ、西欧では神智学がこの説を広めた。こうした言い伝えが鞍馬寺に結びついたのは、昭和の初めにこの寺の住職だった信楽香雲が神智学の影響を受け、1947年に鞍馬弘教という独立した宗教法人を興したためだという。
原典より
日本では京都市左京区の鞍馬寺がシャンバラ王サナトクメラ降臨の地とされているが、これはこの寺の昭和初期の住職・信楽香雲が神智学の影響を受け、1947年に鞍馬弘教という独立宗教法人を起こしたためである。—— オカルト「超」入門(原田実・原田実・オカルト検証) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
オカルト「超」入門(原田実・原田実・オカルト検証)
『オカルト「超」入門』は、原田実が著したオカルトの入門書である。UFOと宇宙人、心霊と死後生存、超能力と超心理学、UMA、超古代文明とオーパーツ、フォーティアン現象、超科学、予言、陰謀論を取り上げ、個々の事件の経緯をたどりながら、それが生まれた時代や社会の背景を読み解く。序文と九章、終章から成り、序文では著者自身の体験を語り、オカルトを信奉でも否定でもなく検証して教養とする立場を示す。