唄をうたう古猫と口止めの禁
どんな伝承か
昔、刈田郡蔵王町の宮字馬場に、年老いた猫を飼っている老婆があった。家人が留守にしているとき、その古猫が面白い唄をうたって聞かせ、誰にも告げるなと口止めをした。老婆は猫の唄があまり面白かったので、帰ってきた家人につい話してしまった。そうしたところ、二、三日の後に老婆は死んでしまったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
宮城県史 民俗編(宮城県史シリーズ・昭和中期(推定1960-1970年代))
宮城の民間信仰と禁忌(宮城県史民俗編)/禁忌を破る祟りと火玉/河童・狐狸の怪/年中行事と俗信/地域の幽霊・妖怪伝承