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多磨墓地、明け方の女客

所在地東京都府中市多磨霊園
年代現代
登場タクシー運転手A
出典現代民話考 ― 偽汽車
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どんな伝承か

十二月の明け方三、四時ごろ、めったに通らない多磨墓地の中ほどで女が手を挙げた。つい乗せると、運転手は急に脂汗が噴き出し、背筋が凍りついた。メーターも構わず交番へ突っ走り、振り返ると後部座席の女はもう消えていたという。

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出典の文献について

現代民話考 ― 偽汽車(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和〜平成)

松谷みよ子『現代民話考 ― 偽汽車』を小話単位で全525話収録。汽車・船・自動車などの乗り物にまつわる現代の民話・怪談を全国から採集。狐狸が汽車に化ける偽汽車、船幽霊、タクシーに乗る幽霊などを地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明496話・市区町村判明359話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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