サニワにされ位牌を買わされた嫁の流産
どんな伝承か
腰痛と二人の水子に悩む寡婦Sさんは、隣駅・府中の女の大先生を、病弱な嫁T子さんを誘って訪ねた。大先生はT子さんを『神の使い』と呼び寄せ、T子さんは目つきを変えて飛び跳ね、泣き叫んだ。これはサニワだと説明され、二人は一体一万五千円の位牌を何度も作らされ、四か月で十五にもなった。腰痛は少しも治らず、やがて神に仕えるはずのT子さんが流産してしまう。過労が原因だという。私が診ると、T子さんには多くの邪悪な動物霊が憑いていた。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
インチキ霊能力者にダマされるな(松林秀豪・霊感商法・批判)
『インチキ霊能力者にダマされるな』は、松林秀豪が著した霊感商法への警告の書である。著者のもとで行う「心霊110番」に寄せられた苦情相談をもとに、天国行きの切符や水子霊を持ち出す高額の請求、誓約書による責任逃れ、ドライアイスや映像を使った演出など、霊能相談をめぐる被害の手口を実例で示す。「こんな手口でダマされた」「霊能力とはどんなものか」「インチキと本物の見分け方」の三章に、ダマされないための十カ条とあとがきを添える。