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新盆の深夜に鳴り出した事故車の警笛

所在地青森県十和田市大字三本木北平
年代昭和四十六年
登場
出典現代民話考 ― 偽汽車
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どんな伝承か

昭和四十六年八月十三日深夜のことである。さる十一日夜、十和田市三本木北平の国道を酒に酔って歩いていた四十三歳の男が、東京の大学生の車にはねられて死亡した。十和田署は大学生を逮捕し、その車を中庭の留置場わきに置いた。ところが盆の十三日を待つかのように、午前一時近くになってクラクションがパーパーと鳴りはじめ、高い連続音を出した。警察官が飛び出して止めたが、浮かばれない被害者が新盆でウラメシヤとやったのではないかと、もっぱらのうわさであった。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 ― 偽汽車(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和〜平成)

松谷みよ子『現代民話考 ― 偽汽車』を小話単位で全525話収録。汽車・船・自動車などの乗り物にまつわる現代の民話・怪談を全国から採集。狐狸が汽車に化ける偽汽車、船幽霊、タクシーに乗る幽霊などを地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明496話・市区町村判明359話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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