高津区新作の第三京浜高架のコンクリートの橋脚の表面に
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どんな伝承か
川崎市高津区新作の第三京浜高架のコンクリートの橋脚に、地面から高さ三メートルほどの濃い灰色のシミがあり、これが女性の姿に見えるという。シミが現れたのは昭和五十四年頃で、その約一年前に近くの交差点で一人の少女が交通事故で死亡していた。雨の降る深夜、橋脚の方から生暖かい風が吹き、「助けて、助けて」とかすかに女の声が聞こえるという。落書きでも消えず、いたずらをした者には交通事故などの祟りがあったと伝わる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 ― 偽汽車(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和〜平成)
松谷みよ子『現代民話考 ― 偽汽車』を小話単位で全525話収録。汽車・船・自動車などの乗り物にまつわる現代の民話・怪談を全国から採集。狐狸が汽車に化ける偽汽車、船幽霊、タクシーに乗る幽霊などを地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明496話・市区町村判明359話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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