下が赤く上が緑に光る滞空物体
どんな伝承か
昭和三十一年九月七日の夜八時四十分、神奈川県川崎市上小田中で黒崎光明は、北西の方角、北多摩郡の方の空に、下の部分が赤く上の部分が緑に光る物体が止まっているのを見た。物体はその後、東北東の方へ向きを変えて飛び去り、見ていた時間は十分ほどに及んだという。原典は、決まった形の分類に収まらない目撃の一つとして、市川市の例と並べてこの報告を紹介している。
原典より
いままで、UFOのおもだった形状について個々に分類してきたが、ここでは、それらの分類に入らないと思われるものおよび目撃データの記録が不十分なために、どのような形状か判断できないものを挙げてみた。—— 日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年))
『日本のUFO』は、池田隆雄が昭和四十九年に著した、日本国内のUFO目撃事例の研究書である。古記録に残る怪しい星や安政の江戸大地震で目撃された光り物から、昭和二十年代以降の各地の目撃、着陸痕、レーダー捕捉や機上目撃までを、国内のUFO研究団体の会誌や新聞記事をもとに集める。編隊飛行、形態、色と舷窓、運動、知的な行動、天体との関係、着陸痕、海上の活動、レーダーと機上目撃の章に事例を分類し、巻末に参考資料とあとがきを置く。